個々の製品について品質管理工程表に基づき、作りこむべき品質を明確に意識して生産しています。
　石炭、石油コークス、活性炭など、天然鉱物、あるいはその性質を色濃く残したものを原料とし、また原料の性状が大きく製品品位に反映されますので、原料の性状分析には製品分析と同様注力しております。カーボネット、シーコール、鋳物用コークスを担当する分析室と活性炭の分析室の二室体制を整えています。
　十分な工程管理を行うために、カーボネット生産では2基のロータリーキルンとシャフト炉を集中管理し、シーコール工程では3系統の乾燥・粉砕設備を集中管理し、万全の体制を整えています。