商品紹介
シーコール・CP・ボンド | SEACOAL · CP · BOND
鋳物砂添加用、
窯業用炭素粉として
機能を発揮
「シーコール」 は、弱粘結炭クラスの石炭の微粉末で、量産小物鋳物の鋳造法の主流である生型に不可欠な添加材です。生型砂は3%前後のシーコール及びその熱分解生成物を含み、黒色をしています。シーコールの添加により各種の鋳造欠陥が防止され、また、鋳肌が綺麗になります。これらの効果は、生型中に熱膨張率の小さいシーコールおよびその熱分解生成物が含まれていることに加え、シーコールの熱分解により発生する還元性のガスに起因すると考えられています。
当社はシーコールをカーボネットと同様、約50年前より生産し、トップメーカーとして供給責任を果たしてまいりました。50年の経験と実績に裏付けられた、生型鋳造に適した品位、粒度を実現しています。
「CP」はC02ガス鋳型の崩壊材として広く使用されています。CO2ガス鋳型は古くより、安価で強度の高い鋳型として使用されてきましたが、使用後の崩壊性が悪いことが欠点です。CPは崩壊性を大きく改善します。
「ボンド」は、コールタールピッチの微粉末でカーボンボンド耐火物のバインダーとして優秀な性能を有しています。
原料石炭はまず乾燥され、次に、鋳物砂用石炭粉として相応しい粒度まで微粉砕されます。
CPは石炭あるいは生石油コークスに、コールタールピッチを混合して微粉砕したものです。
当社は3系統の乾燥・粉砕設備を有しており、製品種類の変更や生産量調整などに柔軟に対応することが可能です。
現状の生産体制・生産設備を効率化、省力化、省エネルギー化、低環境負荷型を
目指し生産技術の開発・改善にも注力しています。
余剰蒸気を用いるシーコール
原料乾燥機